石叫■                 「言葉の力は偉大です」

 今回のものは、私たちの心という分野をウェブサイトで調べている時に、心に留まった
香川県立中央病院泌尿器科主任部長
朝日俊彦医師のものである。

 「笑って死ねる心得言葉の力は偉大です。言葉は時として、自分目身の健康をも左右し、
心の健康状態を計る一つのバロメーターともなります。
なぜなら人間は思ったことを言葉に発するからです。

普段から愚痴ばかり口にしている状態は心が穏やかではない証拠であり、あまりよい健康状態だ
とはいえません。恐ろしいのは、その人が発する愚痴、批判といったマイナスの言葉を誰よりも
多く聞いているのは、ほかならぬその人自身だということです。そしてそれはやがてその人の
心身を
むしばむことにもなるのです。実際、外来に来られる患者さんで、症状が軽いにも
かかわらず経過が長引く人ほどマイナスの言葉を言い
取り越し苦労が多いという傾向が
見られます。

ですから健やかな人生を送りたいと思
ば、言葉の力を意識して、その内容で心の状態を判断する
練習をすることです。その際のポイントは、愚痴
不平・不満他人の悪口この三つを
口に出さないと心に決めることです。慣れないうちは、ついつい愚痴や不満が出ることもあるで
しょうが、二年、三年と意識し続けるうちにマイナスの思いは消え、反対に感謝や思いやり、誉め
言葉を多く発するようになっていることでしょう。
そうなるには日々の積み重ね以外にはありません。私はそこに人生の精進の意味があると
考えています。
終わりよければすべてよしという言葉があるように、それまでどれだけ
怠惰な人生を送っていたとしても、人生の終末に向けて、昨日よりは今日、今日よりは明日と
心豊かに生きる工夫が必要になってくるのです。

人間は必ず死を迎えます。誰しもがその時を笑って迎えたいと願っています。

素晴らしい人生だったな悔いのない人生だったなと笑って死ぬ一番の心得はそこに
あるように思います

 箴言の21章23節に、「口と舌とを守る者は、その魂を守って、悩みにあわせない」という
言葉がある。この口は自分の魂を救うというのだ。この口で私たちはどれだけ他人のみならず、
自分自身を悩ませていることか。それは朝日医師に言わせると、
愚痴不平・不満他人の悪口
だという。これが積み重なる雪のように重く自分にのしかかっている。

だが、逆に箴言のように口を守って、
感謝や思いやり、誉め言葉を多く発することにより、
悔いのない笑って死ねる人生に変えられるとしたら、果たしてあなたは「どっち」を選びます?